天職とは

みなさんこんにちは。

今日はお仕事について書いてみたいと思います。

多くの人が、天職に就きたい、そうすればきっと・・・
というお考えを持ったことがあるのではないでしょうか。

なんかもっと自分に合ったものがあるはず、
自分には実はもっと別の使命があるのでは。

では天職というのはなんなのでしょう。
もし本気で天職に就きたいと思うのであれば
まず天職とはなにかという、自分なりの定義を見つけなくてはなりません。

思うのですが、天職に出会った、と感じている人はおそらくみんな
結果としてそう納得するのだと思います。

私は子供のころから好き嫌いや意志がはっきりしていました。
それで早い時期に、何をやって生きていこうかということを熟考し、
計画を立ててその道へ進みました。
それが女優という道でした。

まず父の勧めがあって、舞台を勉強することになりました。
最初から劇団に入ってしまうと
そのカラーや癖がついてしまって世界を狭くしてしまうから、
大学へ進んで広い視野で勉強しなさい、と言われたのですが
演劇を学べる大学は今より更に、非常に限られていました。

高校当時鬱状態で摂食障害などにも陥り、
学業が非常におろそかになっていましたが
1年生の頃の成績の貯金があったおかげで
指定校推薦の枠を与えていただけたのが
私の人生の大幸運の導きの一つであったと思っています。

玉川大学の演劇専攻に進み、
そこで出会った人は私の人生観をすばらしく塗り替えてくれ
出会った人とその教育と訓練と、演劇が私を救ってくれました。

表現者としても周囲から暖かい評価をいただき、
大学2年からは劇団の設立に参加して公演を行い
これも非常にいい評価をいただくようになり
まるですべてが奇跡のようでした。

このまま評価の通りにそこそこ仕事にありつければ
女優こそ天職、となんの疑いもなく信じたことでしょう。

私は表現することに全存在をかけることに対して
まったく困難を感じませんでした。
一生舞台に立って、舞台の上で死にたいと思っていました。

他に欲しいと思えるものもありませんでした。
ただし、思う存分に演技に専念できる環境、
それだけはどうしても譲れませんでした。
そして、自分が本当に表現したいものを追求するほどに
それだけが手に入らないものだということも痛感いたしました。

それで私は、人生の早い段階から思案し突き進めてきた計画を解体し
立て直すことを天から求められた格好になりました。

この手放しは地獄でした。
自分とは、というアイデンティティを手放さなくてはならなかったからです。

世間ではいろいろなことが言われていましたが、
それどころではありませんでした。
ただひとつ、舞台の上でできたこと、舞台の上で得た自由、
それを地上という舞台に反映しなくてはならない、という決意だけが私の支えでした。

それが生きのびるための唯一の手段だと思えました。

天職というのは全存在をかけることをいとわないものだと思います。
そしてなおかつそれを時代が、大衆が必要とするという
まさに時代に呼ばれるということが同時に起こらなくては成立しません。

天職というのはまさに、天に選ばれることなのだと思うのです。
それと個人の選択、努力、能力、また幸せは別のものです。
生まれたと同時に一人に一つ用意されているような便利なものではないし
また個人の能力順に与えられるものでもありません。
様々なカルマの折り重なったものの結果にすぎません。

それに対して努力し続けられるもの、その人にとって価値のあるもの
それが結果として大きな流れの一部になったものなのです。

天職は探すものではありません。
夢中で行っているうちに、向こうから見つけられてしまうものです。

今私が行っているワークは、私が過去のアイデンティティを脱ぎ捨てて
本当の自己を探し実際にそれを生きる道すがら見つけ、与えられたギフトです。
今の私の職業は、私が子供の時には職業として存在していませんでした。
つまり将来の夢は?という青写真に映しようがない項目だったのです。

出会いは必要に駆られて、という偶然の積み重ねでした。
そしてはたから見たら、だからそれが結局天職だったんでしょ、というに
充分な根拠があります。

いつも思うのですが、仕事というのは奉仕です。
少しでも得意なことに専念して、
物々交換に応じてもらえるよう技術や労働力を提供できるよう努力することが原点です。

その努力が続けられること、それがその人の持っている素質であると思います。
その素質を生かし、成長させる努力をすることで初めて人は
仕事を通して、人として成長できるのだと思います。
目的はその、人としての成長のほうであって、
職業、業種が重要なのではありません。
そこに従事することで報酬をいただきながら
人としての探求や成長をさせていただけるということが
天から与えられたギフトなのだと思うのです。

そのギフトにあやかるには、まず、
今ここからベストを尽くしてみることだと思います。
自分のベストを尽くしていると、その尽くしているものが自分に返ってきます。
それを繰り返していると、本当の自分がだんだんとわかってきます。
自分の持っている素質、パワー、あるいは癖、習慣として持っているものなど。

それを知っていくことで初めて、より本当の自分に合っているものがわかってきます。

これがスピリチュアルの法則であり極意です。

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