道なき道

世の中にはHOW TOがあふれている。そしておそらく、もっと幸せになりたいと願う人の多くがHOW TOを探し求めている。私もかつてはそうだった。

HOW TOを求めることの効用は、求めているものがそこにはないという証拠を突き止めることができる点にある。

HOW TOを試し尽くしてみて身につくことがたくさんあったとしても、自分の内面が変わっていないということに気づかなければ人生は好転していかない。本当の意味での成功、豊かさにも辿り着くことはない。

内面を変えるというのは自分でない何者かになることではなく、本当の自分を知ること、真実の自己に戻ることと同義だ。世間では「そのままのあなたでいいんです」などと言われているが、ただそのままでいいわけがない。神たる本来の自己はあなたの内にあって、それにただ戻ろうと決めるだけでいいのです、というのが真意だ。

私はものすごい密度でそれを求めたつもりだが、それでも人生の前半は存在していないものを探すことに費やした。本当にないということを自分に証明してみせることに。

けれどその道は、やはり内なる神とハイヤーセルフの導きだったに他ならないと今ではわかる。これが道、つまりWAYなのだと思う。

私たちが人生を生きる上で見つけるべきものは内なる真の自己であり、それを求めて生きることがWAYだと心得る。しかしながらWAYは、それを求めても現れず、その行く手に意味はない。ただ、今を生きることに専念することによって創られる。瞑想という視野でのみ、それが道であるという真の意味がわかるものである。

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