行動を変えることについて

行動しなければなにも変わらない、という言葉には色々な意味が含まれている。行動しても思うようにならないことはたくさんあるし、自然に体が動いちゃうほど楽しいこと、好きなことならまだしも、努力や忍耐を要するような行動はだいたい良い結果を生まないか続かないかで、結果的にその行動にネガティブイメージがますます強く貼り付いてしまうことも多い。

自然に行動できちゃうようなことを多くの人は当たり前だと思って気に留めない。だから、行動しなくちゃ、変えなくちゃ、という思いを伴うことというのはだいたいにおいて、よっこらしょ、と方向転換したり壁を超えたりしなくてはならない。

行動、と言うのはエネルギーの世界で言えば物質界に物質化して結晶する部分に近い。だから、この行動だけを変えようとするのは創造主である自己の源と外側を分断してしまうことになる。よってその行動にはエネルギーが伴わない。だから、結果が実を結ばない。

大事なのは内面のエネルギーである、感覚、感情、思考と行動が方向性として同じ方向を指し、エネルギーとして一致していることだ。ところが人間は多くの場合、感じていることと考えていることは違い、それによって選ぶ行動も一致していないことがほとんどだ。だから、行動を変えよう、こうしよう、と決める前に、内面をよく点検して、各レベルごとのエネルギーが一致していることを確認するといい。

自分の内面の今に気づいていることができれば、行動はそれに伴って来る。しっくりこない場合は内面に問いかけてみる。行動に移すことは、自己の内面に気づいて一致していればたやすいし、迷いや葛藤にエネルギーを消耗することは少なくて済む。

もう一つ、行動を変えよう、と人間が決意する時にはほぼ必ず結果を想定している。こういう結果を出すために行動を変えよう、と決める。だが、内面と行動が一致している時、私たちは結果にとらわれる必要がなくなる。あるがままに在って、それに伴って起こる変化が結果である。よって、結果を想定するのではなく常に意識するのは『今』である。今にはもちろん、未だ現象化されないエネルギーも含まれるが、その段階では私たちは意識の中で、気づきと理解をもってエネルギーを変えることも容易だ。つまり私たちは今に気づき、今をくまなく味わい、受け入れ、理解することで次の今を創るのだ。だから、行動だけを切り離して変えることにはあまり意味がない。

スピリチュアルは、本質的にエコなのである。

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