瞑想の目的

昨日の続き。
瞑想すると時間が増える、というと
なんだか生活をもっと便利にするために瞑想がいい、かのように聞こえるかもしれませんが
それは本末転倒です。
実際は、瞑想をするために生活を整えるといいと思います。
瞑想しやすい環境、ライフスタイルを整えて
瞑想を日常の中で一番大事なこと、という風に考えると
人生はとてもシンプルになります。
エコ、とかシンプルが好きな方は生活にエコを取り入れる、という発想よりも
人生の軸を瞑想、と決めてしまうといいと思います。
何よりエコです。
スピリチュアルが好きとおっしゃる方は言うまでもありません。
瞑想のやり方について迷っている方も多いのではないかと思います。
やり方、スタイルについては
あれが正しい、これはいけない、と
様々なことが言われています。
ですが、そんなことよりも一番大事なことは
瞑想の目的、人生の目的は何か、ということではないかと思うのです。
やり方についていろいろ言われているわりには
その目的がいまひとつ語られない気がします。
心に平安を、とか、霊的感覚を養うとか、覚醒するとか、成長するためとか、
心を無にするとか、空を知るとか、いろいろな言葉で言われますが
ではそれを得ると人生はどうなるのか、あるいは自分はいかに変わるのか、
さらに言えば、自分が変わるということにすら気づいていないのかもしれない人が
意外と多いかもしれません。
私たち人間は人生のある時点から
自分はこういう人間、という鋳型を作り
成長するということは
その鋳型にはまった自分がどこかへ行って何かを達成することだ
という風に認識し始めます。
実に左脳的発想です。
達成することが成功であり、達成には能力が必要、という風に考えます。
そして能力を身につけるために学校に行って習ったり
それを認めてもらうために資格を手に入れたりします。
ですが、形而上学的には人間の仕組みはそうなっていません。
私たちは電気的な振動による多次元のボディを持っており
それを生命たらしめている意思によって存在している無限の霊です。
瞑想とはそれを思い出し実感しその中心とひとつになるべく
あらゆる次元の自己を教化していくことです。
神をみつけ、神とひとつになり、
神の無限の光を自己の破片のすべてに浸透させていく行為です。
すべての魂はそのことを渇望しています。
どんな人も、愛を必要としているのと同じです。
ただ意識しているか無意識かの違いがあるだけです。
肉体と肉体意識という至極限られたこの世の牢獄から自己を解き放ち
本来の自己へと戻ることは
どれだけ魂にとって幸せなことでしょう。
魂が本来のありようを思い出すほど
この世の些事というものが意識を占める割合は少なくなります。
そうなってこそ、この人生の本来の目的であった
神の実験劇場(地上)を楽しみながら体験することができるようになります。
そうなるまで私たちは浮世の幻想世界に気をとられてはばたばたと動き回って
嘆いたり恐れたり、充分に楽しむことなく肉体の寿命を終えてしまいます。
それでは本当の大事な学びもままなりません。
私たちは文明社会の恩恵にあずかりここまで豊かになりました。
けれどもその裏側に一体として存在していた副産物、副作用によって
その永続的な安定はありえないものであることが明瞭に示され始めました。
外側にあるものを何とかしたいのは最もですが
しかしその前に、人間が生きることの本当の目的、
人間が人間について深く知ることをしない限り
いくら子孫に安全や平和や愛のある社会を残したいと願っても
それは不可能です。
なぜならそれらの私たちにとって本当に大切なものは
私たちの外側には存在しえないからです。
安全を保障するのは誰でしょうか。
平和を作るのに必須の要素はなんでしょうか。
愛は誰が与え、誰が教えるのでしょうか。
私たちの多くが内側に向かい、明確なそれらを見つけなくてはなりません。
悟りは遠い昔や果てしない未来のおとぎ話ではありません。
私たちは、今現在縁を持っている家族や友人、隣人、近い未来の子供たちの世界に、
そして何より自分自身の生命に対して責任を持たなくてはならないし
そのための力を持っています。
今、多くの人が、それに向き合うチャンスを手にしているはずです。
どうぞ、それについて、あなたという存在について、パワーについて
あなたの生命について、意識について、そのチョイスについて、
あなた自身に問いかけてみてください。
問い直すこと、何度でも問い直すこと、
それによって真実の光は姿を見せます。
あなたの無限のパワーをみくびらないでください。
そう簡単に諦めないでください。
私たちは今そういう岐路に立っているはずです。

“瞑想の目的” への4件の返信

  1. 読んでいて胸が熱くなりました。ありがとうございます。
    自分自身の無限のパワー、信じます。

  2. utaさん
    >読んでいて胸が熱くなりました。ありがとうございます。

    >自分自身の無限のパワー、信じます。

  3. 最近、霊について考えることが多くなりました。
    いつかどこかで、物質とは霊的世界の反映であると、
    そういう本を読んだんです。通常かたちあるものを
    確固たるものとして考え勝ちだけれども 実際はその逆に等しいみたいな話でした。その時は少なからず混乱し、それで終わったのですが、今 その意味が分かりつつあります。
    まだAZUさんのような悟りの領域にはありませんが、
    この自分の中にあるオーロラのような光?なんて言えばよいか 物理にとらわれない可能性のようなもの それを信じ、
    恐れでなく愛を優先して行動すれば もっともっと生きていることを楽しめるようになるのかな、と思う今日この頃です。

  4. peonyさん
    >最近、霊について考えることが多くなりました。
    >いつかどこかで、物質とは霊的世界の反映であると、
    >そういう本を読んだんです。通常かたちあるものを
    >確固たるものとして考え勝ちだけれども 実際はその逆に等しいみたいな話でした。その時は少なからず混乱し、それで終わったのですが、今 その意味が分かりつつあります。
    >まだAZUさんのような悟りの領域にはありませんが、
    >この自分の中にあるオーロラのような光?なんて言えばよいか 物理にとらわれない可能性のようなもの それを信じ、
    >恐れでなく愛を優先して行動すれば もっともっと生きていることを楽しめるようになるのかな、と思う今日この頃です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です