幸運の女神

ピアニストのちぐちゃんが
「アズちゃんには幸運の女神がついてるから・・」と私に言う。
「そう。でも、幸運の女神は自力でつけられるよ!」と私は言う。
少し前まで私は、呪われた運命から逃れるために戦う人生を送っていた。
誇張でも何でもなく。
昔からの友達はみんな知っている。
だから、最近の私を見ると
「うん、うん、」とうなづいて涙ぐんでくれる。
古い友達が私のことを目を細めて見てくれるだけで
私は泣きじゃくってしまいそうだ。
うん、あたし、がんばったでしょ!よくやったでしょ?!
私が、何に対して一番がんばったかと言うと
多分、運命を変えることだと思う。
或いは、恐ろしい予感に負けないこと。
女神に微笑まれる一番の早道は
女神のように微笑むことだ。
でもそれがなかなか出来なかった。
女神のように微笑むように生きるには
そうしていられる選択肢を選ぶことだ。
でも、なかなかできなかった。
そういう選択肢を選ぶためには
私に与えられた選択肢をよく見ること。
そのためには、勝手な思い込みをどんどんなくしていくことだ。
思い込みさえ取り払って行けば
選択肢の全貌が見える。
そして、与えられた選択肢は、どれを選んでもよいのだ、と
自分に許可を与えることだ。
ちぐちゃんがピアノを奏でる時
かわいい妖精がたくさん集まってきて
あたりを飛び交っている。
私は、ちぐちゃんが弾いている背中に大好き!と言う。
ちぐちゃんの音は
私が差し上げた以上の愛を返してくれる。
月曜のジャズパレスではこんなことをして遊んでいる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です